こんにちは!!今回は中学校で習う英語の 前置詞 について解説していきたいと思います。
「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業を受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人におすすめです。
前置詞は、[at],[in],[on]といった英語を学習する上で必要不可欠な品詞です。
前置詞 はつづりが短く、単語自体を覚えることは簡単ですが、意味と結びつけることが難しいです。
特に接続詞と雰囲気が似ているため、その点でつまずく方が多いのではないでしょうか。
今回は 前置詞 の攻略法を詳しく伝授していきます!!
接続詞との違いは後ろを見分ける!!
接続詞 は難しい言葉で説明すると「文と文、句と句、語と語をさまざまな関係で結ぶもの」です。
分かりやすく説明すると「ふたつのカタマリをくっつけるもの」です。
それに対して、前置詞はふたつのカタマリをくっつける役割はありません。
前置詞 は難しい言葉で説明すると「名詞の前に置き、句全体で形容詞・副詞の意味を持つもの」です。
とても分かりづらいですね、、、、、
簡単に言うと「ひとつの文章をより詳しく説明するために使うもの」といったところです。
例文
Takashi met her at the library. (たかしは彼女に図書館で会った。)
この中で前置詞は[at]になります。[at the library]で前置詞句となり、「図書館で」という意味になります。
今まで習ったきた文章だと[Takashi met her.]だけで終わってしまいますが、[at the library]が着くことでどこでタカシと彼女が会ったのかが、分かることができます。
それが前置詞の特徴になります。
前置詞が入ることでひとつの文章でより色々なことが分かる様になります。
もし、前置詞なしで「たかしが彼女に会ったこと」、「図書館で会ったこと」のふたつを表現するには文章を2つ作らないといけません。
そんなの面倒くさいと思いませんか?
前置詞ひとつで便利に文章を作ることができます!!
意味をしっかり覚える!
前置詞がどういったものか、理解できましたか??
前置詞を理解できたら、次はそれぞれの単語を覚えていきましょう。
場所を表す前置詞
at → (〜で、に)近い場所・地点で
in → (で、〜の中に)広さのある場所・空間
on → (〜の上に)表面と接して
over → (〜の真上に、〜の上方に)接していない状態
under → (〜の真下に、〜の下方に)
by → (〜のそばに)
near → (〜の近くに)
方向・移動を表す前置詞
around → (〜のまわりに)
across → (〜を横切って)
along → (〜に沿って)
through → (〜を通って)
from → (〜から)
to → (〜へ、〜に)
into → (〜の中へ)
out of~ → (〜から外へ)
単語を覚えるのは簡単ですが、意味を覚えるのは大変なので、時間をかけて暗記してみてください!!
意味を覚えれば答えられる問題は増える!!
意味を暗記することができたら、ひとまず第一段階はクリアです!!
前置詞の問題には「前置詞の意味を覚えていれば答えられる問題」と「前置詞のイメージまでしっかりと理解しないといけない問題」の2パターンに分かれています。
まず暗記ができれば、最初のパターンはクリアしたことになります。
例文
The ball( by) the door is my sister's. (ドアのそばのボールは私の姉のものです。)
上の例文の場合は[by]が空欄となり、その間を求める問題です。
この場合には by → (〜のそばに)という意味を暗記できていれば容易に答えることができます。
前置詞は、存在が分かりづらいため、なかなか勉強しづらいかもしれませんが、勉強のやり方は英語の他の範囲と何一つ変わりません。
意味をしっかりと暗記して、問題の正答数を上げるところから始めてみましょう。
いかがでしたでしょうか?
前置詞に困っている方は、まずは何も考えずに暗記するところから始めてみてください。
次回は具体的にイメージを覚えることが難しい前置詞の解説を行いたいと思います!!
ソヨギでは他にも勉強の役に立つ記事を公開しています。
気になった方はぜひ読んでみてください!!
塾長