今回は現在完了形シリーズの第3弾を始めていきたいと思います!!
「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業を受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人におすすめです。
第3弾は現在 完了形 の意味のひとつである「継続」の説明と詳しい用法について説明したいと思います。
第1弾、第2弾をまだ読んでいない人は先に前の弾から読んでみてください!!
継続と現在進行形の違い
前回の記事で「継続→あることをどれだけ続けているか」という説明をしました。
「継続」は状態がどれだけ続いているかをあらわします。
例文
I have played tennis for three years.(私はテニスを3年間プレイしている。)
テニスを3年間続けていることは状態が「継続」していることなので、現在 完了形 を使うことができます。
ここでひとつの疑問が出る人もいると思います。
例文
I am playing tennis for three years.(私はテニスを3年間プレイし続けている。)
今まで習ってきた現在進行形も同じ使い方ができるのではないか?という疑問です。
この疑問は現在 完了形 を学んだ人ならば、どうしても気になるところだと思います。
しかしながら、この答えは✖️です。
現在進行形は動作が「進行」していることを意味します。
現在完了形は状態を意味しますが、現在進行形は動作を意味するのです。
そのためふたつ目の例文は「3年間寝ることも食べることもなく、テニスだけをやり続けている。」という意味になります。
そんなことはありえないですよね!スーパーマンでなければ成り立たない文章です。
他にも現在進行形は「歩き続けている」や「走り続けている」といった動作の進行に使います。
それとは反対に現在完了形は「状態」の継続をあらわします。
ひとつ目の文章だと通常の生活をしながら趣味でテニスをしているイメージです。
習慣とも言えます。
テニスを趣味でやっているという状態が3年続いているのです。
過去分詞は受け身の授業でしっかり覚えよう!!
完了形は[have]と過去分詞が付く変わった文法です。
完了形より前に受け身を習うので過去分詞については覚えておかないといけませんが、忘れてしまっている人はここで復習しておきましょう。
完了形
I have played tennis for three years.(私はテニスを3年間続けています。)
主語+have(has)+過去分詞
三人称単数現在形(動詞に[s]をつけるときと同じ)の場合は[has]
具体的なルールはこんな感じです。
今まで通りの文章に[have]と動詞を過去分詞に変えたカタチです。
三人称単数現在の場合には[has]に変わるのでこの点も気をつけてください。
過去分詞は過去形とも違うカタチも多いので、改めて過去分詞もしっかり覚えましょう。
例
write→wrote→written
go→went→gone
いかがだったでしょうか?
現在完了形は大人が英語を学ぶときでもつまづきやすいところなので時間をしっかりかけて学んでいきましょう。
分からないところがある場合にはほったらかしにせず、基礎から勉強してみてください。
ソヨギでは他にも勉強の役に立つ記事を載せています!!
気になった方はぜひ読んでみてください!!
塾長