今回は 中学英語 の中で山場となるであろう 現在完了形 について説明したいと思います!!
「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業は受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人にオススメです。
まずは 現在完了形 の考え方から解説していきたいと思います。
考え方から変えることで、現在完了形に向かうときの気持ちが大きく変わるので苦手な人はぜひ読んでみてください!
現在完了形 は日本語に無いカタチ!!
そもそも 現在完了形 はなぜつまずいてしまう人が多いのでしょうか?
「現在形と過去形は分かったけど、 現在完了形 が分からない、、、、」
こういう方も多くいらっしゃると思います。
なぜ、 現在完了形 は難しいのでしょうか?
答えは「日本語にないカタチ」だからです。
現在完了形 は「〜している」、「〜したことがある」、「(ちょうど)〜したところだ」という意味ですがこれらは日本語では現在形とみなされます。
普段は現在形として扱っていたものを現在形と 現在完了形 に分けないといけないので、頭が混乱してしまうのです。
そのため、 現在完了形 に苦しむのは「日本人だから」とも言えるでしょう。
実は 現在完了形 は英語だけのカタチではありません。
スペイン語にも現在完了形はあります。
なので、スペイン人が英語の現在完了形を習う時は日本人ほど苦労しないのです。
あれだけ苦しんだ現在完了形がすでにあるなんて、、、、
スペインの方がうらやましいです(笑)
とはいえ、言葉が違うことは仕方のないこと。切り替えていきましょう。
現在完了形を学ぶ時は、無理に日本語に当てはめて分かろうとせず、「こういう新しいカタチがあるんだ」といった楽な気持ちで学ぶようにしましょう。
英語の現在形は意味がせまい!!
現在完了形を学ぶ時にはまず、現在形と 現在完了形 の区別をするところから始めると思います。
ここでつまずいてしまう人は「現在形が現在のことすべてに当てはまる」と考えている可能性が高いです。
例えば
Takashi plays baseball.(あなたは野球をプレーしている。)
この文章で「今タカシが野球をしていること」が分かります。
ただこれでは「タカシ」が野球を何年やっているのか、分かりません。
普段から野球をやる人なのか、初めて野球をプレーしている人なのか、この文章ではまったく分かりません。
そのため、英語の現在形では「分かることが少ない」のです。
ここが英語と日本語の現在形の違いになります。
日本語の現在形は現在のことすべてに当てはまります。英語の現在完了形も日本語になおすと現在形になります。もっと詳しく言うと「過去と未来について」言っていなければ現在形と言えるでしょう。
そのくらい日本語の現在形は幅が広いです。
反対に英語の現在形は幅がせまいです。
英語の現在形は「現在の瞬間だけ」を指します。(他にも色々な意味はありますが今回はこれだけ覚えていただければ大丈夫です。)
なので
Takashi plays baseball.
という文は「タカシ」がいまその瞬間だけ野球をプレーしているという意味になります。
他の意味を付け加えるには 現在完了形 にたよらなければいけません。
今回は 現在完了形 を学ぶときの考え方について説明しました。
現在完了形を理解するにあたって、大事なことは「今までの現在形に対する考え方を変える」ことです。
第二弾では現在完了形の詳しい意味や使い方について解説していきたいと思います。
→第二弾はこちらから「中学英語を分かりやすく解説してみた〜現在完了形②〜」
いかがでしたでしょうか??
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