こんにちは!今回は中学校の社会で勉強する「三大宗教のはじまり」について解説していきます!

「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業は受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人にオススメです。

ソヨギでは他にも勉強の役に立つ記事を更新中です!気になった方はぜひご覧ください!

今回のテーマである「三大宗教のはじまり」について解説をしていきましょう。

三大宗教① 仏教

はじまった時期:紀元前5世紀ごろ

はじまった地域:インド

はじめた人:シャカ(釈迦)

まずは、日本でもなじみのある仏教についてです。

インドの釈迦族の王子として生まれたシャカはお金や食べ物に困らずに生活していました。

しかし一般の人々の暮らしをみて、世界の現実を知ることになります。

現実を知ってショックを受けたシャカは出家し、修行を行いました。その結果、さとりを開きました。

亡くなるまで人々に教えを伝え、その後も弟子たちが中心となり広め続けました。そしてインドからアジア各地に仏教が広まりました。

三大宗教② キリスト教

はじまった時期:紀元前後

はじまった地域:パレスチナ地方 

はじめた人:キリスト

次にこれまでの世界の歴史に大きな影響を残してきたキリスト教についてです。

実はキリスト教はユダヤ教から生まれた宗教です。「唯一の神ヤハウェを信じればユダヤ人は救われる」という思想をもっていたユダヤ教でしたが、やがて一つの宗派の力が強くなり没落していきます。

そんな時に生まれたのがキリストです。キリストは「神を信じるものは“誰でも”救われる」と教えを説き、広めました。

しかしながら、キリストの教えは一部の力を持った人々の反感を買い、迫害を受けることとなります。そしてキリストは処刑されました。

その後も長く迫害を受けつつ、徐々に信仰が広まったキリスト教は313年にローマ帝国によって公認され、ヨーロッパに広まりました。

日本へは16世紀頃にヨーロッパから伝わりました。

三大宗教③ イスラーム教

はじまった時期:7世紀

はじまった地域:メッカ(現在のサウジアラビアの都市)

はじめた人:ムハンマド

最後はイスラーム教についてです。

イスラーム教は仏教やキリスト教が生まれた時期からかなり後に生まれました。

メッカの商人だったムハンマドが開き、唯一の神アラーを信仰します。ムハンマドが受けた神からの言葉をまとめた「コーラン」を聖典とし、偶像崇拝を禁止しています。

その後、イスラーム教は北アフリカ・東南アジアを中心に広まっていき、日本には明治時代に入ってきました。

まとめ

ここまで三大宗教のはじまりについて解説しました。

宗教は歴史に大きな影響を与えてきました。だからこそ、歴史を勉強するときには宗教について知っておくことが大事なポイントとなります。

それでは本日の解説はここまでです。

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また次回もお楽しみに!