こんにちは!!今回は中学校で習う英語の 接続詞 について第二弾として解説していきたいと思います。
「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業を受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人におすすめです。
前回は、[and]なら「〜と、そして」、[but]なら「しかし」、[or]なら「〜か、それとも」、[so]なら「それで、だから」といった基本的な 接続詞 について説明しました。
詳しくはこちらから→ 中学英語を分かりやすく解説してみた 〜接続詞①〜
今回は[when],[if],[because]といった主と従の関係で結ぶ 接続詞 について解説していきたいと思います。
when, if, because の意味をきっちり理解する!
まずは[when],[if],[because]の意味をしっかり理解することが大切です。
when → 「〜する時に」
これは時を表す 接続詞 です。[when]を使うことで2つのことを同時にひとつの文章で表現できるようになります。
例文
When I came home, Takashi was sleeping. 「私が家に帰った時、タカシは眠っていた。」
例文のように「私が家に帰った」ことと「タカシは眠っていた」ことがひとつの文章にまとめられています。
これにより、前よりも複雑な英作文を書くことができます。
if → 「もし〜ならば」
[if]は条件を表します。
例文
If it is rain tomorrow, I won't go shopping. 「もし明日雨なら、私は買い物に行かないだろう。」
雨が降るのは確定ではありませんが、条件をつけることで明日の天気によって予定が変わることを知らせることができます。
because → 「〜だから、〜なので」
[because]は理由を表します。
例文
Because it was rain, I didn't go shopping. 「雨が降っていたので、私は買い物に行かなかった。」
起きたことの理由をひとつの文章で説明できるので、英作文の時にとても便利です。
まずはこの3つの接続詞の意味をしっかり覚えましょう。
カタマリの順番によってはコンマが付く!
[when],[if],[because]といった接続詞を難しい言葉で従属接続詞と言います。
従属接続詞も同じくふたつのカタマリをつなげますが、順番によってカタチが変わります。
例えば
例文
Because it was rain, I didn't go shopping. 「雨が降っていたので、私は買い物に行かなかった。」
I didn't go shopping because it was rain. 「上と同じ」
この2つの文章、意味はまったく同じです。ただ前のカタマリと後ろのカタマリの順番が変わっただけのように見えます。
しかしよく見てみると、上の文章にあったコンマが下の文章だと無くなっています。
これが従属接続詞のルールです。
[when],[if],[because]といった従属接続詞が前のカタマリの頭に付くと、後ろのカタマリにつなげるためにはコンマを付けなければいけません。
逆に前のカタマリに[when],[if],[because]といった従属接続詞が付かないと、後ろのカタマリに付きますがその間にコンマをつけてはいけません。
もし、コンマをつけてしまうと減点になるので気をつけましょう。
when, if に続くカタマリでは未来形は使えない!!
[when],[if]は時と条件を表す接続詞です。そのため、[when]と[if] そのものに未来の意味が含まれています。
例文
If it is rain tomorrow, I won't go shopping. 「もし明日雨なら、私は買い物に行かないだろう。」
例文のように「もし明日雨なら」という言葉にはすでに未来形の意味が含まれています。
くれぐれも [tomorrow] があるから未来形にしようとは考えないでください!
きっちり現在形で書くようにしましょう。
この部分は間違いが非常に多い部分です。
そのため、定期テストでもこの間違いを狙って出題されることが多くあります。
[when],[if]に続くカタマリで未来形は✖️!!
いかがでしたでしょうか?
今回説明した接続詞は、中学英語でとても重要なところです。自分で英作文が作れるレベルまで練習してみてください!!
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気になった方はぜひ読んでみてください!!
塾長