今回は前回に引き続き、中学生の英語の中でつまづきやすい 現在完了形 について説明してみたいと思います!!

「分かりやすく解説」シリーズは、一度授業は受けたけれどいまいち理解できていない人、テストの点数に伸び悩んでいる人にオススメです

前回の基本的な解説から、今回はより詳しい使い方の説明をしていきたいと思います。

在完了形 は学ぶ時に基本的な考え方から勉強する必要があるので、前回の記事を読んでいない方はぜひ先に第1弾を読んでみてください。

→第1弾はこちらから 「 中学英語 を分かりやすく解説してみた〜現在完了形①〜」

それでは解説を始めていきたいと思います!

まずは意味を覚える!!

まずは 現在完了形 の意味をしっかり覚えることが大事です。

現在完了形 は覚えづらく、分かるまでに時間がかかるところですが、意味とは違った内容が出ることはありません。

意味をしっかり覚えることで苦手意識を減らしていきましょう。

現在完了形の意味は「完了・結果」、「経験」、「継続」の3つです。

これをまず覚えていきましょう。

3つの意味を分かりやすく説明すると

「完了・結果」→今までやってきたことが終了

「経験」→今まであなたが積み重ねてきたこと、あなたの歴史

「継続」→あることをどれだけ続けているか

この3つをしっかり覚えることが大切です。

この時点で「覚えづらいな。」「頭に入ってこないな。」と感じている人は現在完了形の意味を今まで習ってきた文法とごちゃ混ぜになっている可能性が高いです。

「完了・結果」が分かりづらい人は過去形と勘違いしている!?

「完了・結果」が分かりづらい人は過去形と勘違いしている可能性があります。

例文

I have just finished my homework.(私はちょうど宿題を終わらせた。)

I finished my homework.(私は宿題が終わった。)

ひとつ目の文が現在完了形で、ふたつ目の文が過去形です。

ひとつ目の文も宿題が終了した「完了」のため、過去形に似た意味があるように感じます。

2つの違いは「伝えたいことが多いか少ないか」にあります。

皆さんは宿題を終えた時、どんな日本語の使い方をしますか?

「大変だったけど、やっと宿題終わったよ〜」

「昨日からやってた宿題が終わったよ。」

今までの疲れや終わったことへの達成感が入りませんか?

これは宿題を時間をかけて進めているからです。ひとつ目の文は今までやってきた宿題が終わったことを報告しています。

過去形ではその意味は含まれません。

「宿題が終わった。」

ただこれだけの意味です。ツイートみたいな感じです。

過去形に「今まで宿題を解いてきた時間」は含まれません。

確かに過去形と現在完了形で意味が被るところもありますが、より多くの意味を伝えるために現在完了形があると考えましょう。

経験はカンタン!!

経験は現在完了の意味の中では比較的カンタンです。

自分の今までの経験を言うだけです。

この場合は似た文法が無いため、覚えやすいと思います。

例文

I have been to Yokohama twice.(私は横浜に2回行ったことがある。)

現在形、過去形どちらにも当てはまらない現在完了形オリジナルの文章だと分かりますね。

そのため、「経験」はとても理解しやすいです。

いかがでしたでしょうか?

次回は「継続」の混同しやすい点について説明していきたいと思います。

他にも勉強の役に立つ記事を載せているのでぜひ読んでみてください!!

塾長