今回は小学校の 3桁のかけ算 について解説していきたいと思います!!

分かりやすく解説シリーズは、学校で授業は受けたけどいまいち理解できていない人、もう一度勉強したい人にオススメです!!

3桁のかけ算 は小学校4年生から習い始める範囲ですが、計算が複雑でつまずく人が多いところです。

実際にソヨギにも同じ悩みを持った生徒さんが複数来られているため、今回は 3桁のかけ算 をつまずく原因について分かりやすく解説していきます!

つまずく原因は九九のスピード

3桁のかけ算につまずかれているお子様は九九のスピードがあまり早くない可能性が高いです。

小学校3年生の時は小さい数字のかけ算ばかりのため、何とかとき進めることができますが、3桁のかけ算は数が多いため、必要とされる計算量が増えます。

具体例

12✖️4=48  10✖️4 2✖️4

351✖️243=85293 300✖️200 50✖️200 1✖️200 300✖️40
50✖️40 1✖️40 300✖️3 50✖️3 1✖️3

2桁✖️1桁の計算では、かけ算の回数は2回ですが、3桁✖️3桁の計算だと、かけ算の回数は9回になります。

そのため、問題数は同じ一問でも計算量がぜんぜん変わってしまうのです!!

9回計算をする中でどれか1回でも間違えてしまうと、答えを導くことができません。

2桁✖️1桁の計算と3桁✖️3桁の計算では難易度が大きく跳ね上がることをわかっていただけたでしょうか?

この難易度の差がつまずく原因となります。

こういった問題に正解するためには「基本的な計算能力」を向上させる必要があります。

具体的には九九のスピードをあげることです。

3桁✖️3桁の問題が苦手だからといって、3桁✖️3桁のかけ算を解き続けても問題は解決しません。

まずは九九の解くスピードと精度を上げてみましょう。

九九を解きまくる

3桁✖️3桁のかけ算を解くカギが九九にあることが分かったので、後は九九を解きまくるだけです。

九九を解くスピードが早くなるまで問題を解きまくってみましょう!!

今は便利な時代で、インターネットからたくさんの問題を見つけることができます。

その問題を印刷して、解きまくってみてください。

解く時には時間を測って、解いてみるとより成果がわかりやすくなるのでおすすめです。

ぜひご家庭でチャレンジしてみてください!!

九九が早くなっても3桁✖️3桁のかけ算が解けるようにならない場合は、足し算が苦手な可能性が高いです。(最終的にはかけ算で出た答えを全て足さなければいけないからです。)

具体例

12✖️4=48  10✖️4 2✖️4 ←二つのかけ算を答えを足したのが答え

351✖️243=85293 300✖️200 50✖️200 1✖️200 300✖️40
50✖️40 1✖️40 300✖️3 50✖️3 1✖️3 ← 九つのかけ算の答えを足したのが答え

この様に最後の足し算が間違えば、全て台無しになります。そのため、かけ算で間違えるのか、足し算で間違えるのか、しっかり確認しましょう。

いかがでしたでしょうか?

この記事で少しでも3桁✖️3桁のかけ算が得意になってくれると嬉しいです!

ソヨギでは他にも勉強のタメになるブログを公開しています!

小学校の算数を分かりやすく解説してみた 〜分数の割り算編〜

気になった方はぜひ読んでみてください。